ごあいさつ
ある朝のことです。
私は目覚めるとともに思いました。
人生とはなんとこまごまとした困難に満ちているのでしょう、
日々、なんと心に影差すことが多いのでしょう、と。
でも、だれも自分の人生からでていくことはかないませぬ。
妻であったり、夫であったり、親であったり、子どもであったり・・・。 自分だけのために生きるわけにはいきませぬ。また、あれこれのやらなければならない仕事もあります。 介護の日々を懸命に生きている方もおらます。
一人で生きていくことに心細さと不安を抱いている方もおられます。
ならばこそです。
この日々をいっときファンタスティックな世界に変貌させ、共に、遊びかつ自己解放の時を持つことはできないかしら? このリアルな日常の中に共にファンタスティックなことを見つけて、楽しみあって、明日への元気につなげていくような生き方ができないかしら、と。
そして、齢を重ねるほどにより強くなり、より自立し、一人になっても日々、生きることを楽しめる、そんなふうに老いていけたら、なんて素敵なことでしょう。
そんなわけで、私は、ファンタスティック・プロデューサーを名乗り、
共に「ファンタスティックなこと」を考えたり、みつけたり、プロデュースしたりする「広場」として、2004年11月にこの「花げし舎」をたちあげました。
仲間になる人、この指、止まれ!!
久田 恵