花げし舎編集チームの本が、もうじき出版されます!

女性6人で取材チームを組み、三年にわたって介護職の現場の100名以上の方を取材しつづけてきた本が、ついに、ついにこの11月に出版される予定です!

タイトルは、「100歳時代の新しい介護哲学」って、言うんです。

介護の現場で、日々働く、介護職の方たちからポロリとこぼれた言葉、そこにこそ、これからの介護時代をみんなで生き抜くための新しい「介護哲学」が生れている、と思ったからです。

本のカバーもできあがりましたゾ。

樋口恵子さんが、推薦文もよせてくださいましたゾ。

あとは、印刷するばかり、となりました。

ともあれ、みな本職を持ちながらのダブルワーク、手弁当での取材活動でした。

一応、「けあサポ」というナビで毎週連載していたのですが、単行本化の方は困難を極めました。

つまり、業界では介護の本は売れない、と言われているらしく、出版不況のさ中でもあり、「類書がない」ということで、企画がなかなか通りませんでしたのよ。出してくれる出版社がなかなかなかったんですう。

私は、「類書のない本こそ作れ」と言われてきたので、何が何だか?でしたが、クロワッサンでエッセイを連載していた頃、雑誌のアートディレクターだった那須彩子さんが、本の表紙のデザインをしてくださり、目下、連載のエッセイで組んでいるイラストレーターのヨツモトユキさんが、イラストを描いてくださり、なんかもうワクワクするような本のイメージを作りだしてくれました。持つべきものは友! ですね。

ということで、取材活動の中で出会った、「とうきょう地域ケア研究会」のみなさんのセミナー活動とタイアップして、出版記念の講演会なるものを開くことにしました。

 

なんかたいそうなタイトルですが、この研究会の首謀者である山田穣さんは、ものすごく愉快な方で、先日も、すごいキャンピングカーで、私の住むゆいま~る那須にやってきました。

 

このブログでも紹介しましたが、この夏、一緒に那須で合宿をした、というより一緒に飲み会をやって遊んだ! みなさんたちが応援してくださって、この会を開くことになったのです。

 

数年後には、団塊世代がついに後期高齢者の仲間入りしようって時代です。大介護時代をやってきます。

自分たち世代は、どんな場所でどんなふうな介護を受けたいか、そのセーフティネットは当事者が作り出していく、それが私たちの考えです。自立自助、助け合っていけば、最後まで楽しい老年期を全うできるのではないか、と思っています。

 

この会にだあれも来てくれなかったらどうしようと思っています。

 

ぜひ、この機会に、介護の現場がどうなっているのか、どこへ向かっているのか、私たち当事者が自分たちの望む介護をどう作っていけるのか、そんなことをワイワイ、話してみる場を作りたいと思います。

多世代交流の場です。

ぜひ、武蔵のプレイスにご参集くださいませ。

本も、大値引きで購入できます。

ささやかでもいい、でも心地の良い新しい介護観を広めるウェ~ブを生み出していきましょう。自ら欲しい情報は、自らで集めねばならない時代です。

参加するよ~、という方、花げし舎にメールで申し込んでいただけると嬉しいです。

申し込み先 は、こちらから(花げし舎、のお問い合わせページから)

よろしくお願いします。

 

 

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コメント: 5
  • #1

    佐藤良子 (金曜日, 05 10月 2018 07:57)

    初めまして、おはようございます
    産經新聞に連載されている「家族がいてもいなくても」を毎週楽しみにしていて今朝で564回。2週間分の駐車場の料金を一枚ずつ辛抱強く入れて〜思わず笑ってしまいました。イングリッシュガーデン風の中庭も紅萩、白萩が花をつけススキの風景だそうで、これから那須は寒い冬になりますが、どうぞお身体を大切に過ごして下さいね。
    エッセイも楽しみですがイラスト・ヨツモトユキの大ファンでもあります。

  • #2

    久田 (金曜日, 05 10月 2018 16:59)

    佐藤さま
    エッセイを読んでいただき、ありがとうございます!
    ヨツモト・イラストのフアンなんですね。
    私も大好きです。エッセイがうまくいかないときは、ま、いいか、ヨツモトさんのイラストが助けてくれるだろう、とかなりいい加減な私です。
    運がいいです。相性のいい人と組めるのは、シアワセなことですから。

  • #3

    佐藤良子 (金曜日, 05 10月 2018 20:13)

    こんばんは‼︎
    お返事いただいて大変感激しています(泣)肝癌、C型肝炎で3年間入退院を繰り返した義母(83歳)を看取り、人工透析中の93歳になる義父の介護真っ最中です。二人の介護と実家両親の突然の介護とで、3人同時に日赤病院に入院した時期もあり嫁と娘の切り替えが大変でした。仕事が忙しくてとか理由をつけて世話をしない長男、長男嫁、妹たち。亡くなった実父、義母には最後まで悔いのない介護ができたと思い、お通夜、お葬式には涙は出ませんでした。介護は心の忍耐ですね。

  • #4

    久田恵 (火曜日, 09 10月 2018 12:17)

    佐藤様
    介護、たいへんでしたね。
    私も父と母を20年の介護で、思えば、人生の大半を介護にあけくれたのだなあ、と思います。
    まだまだ、続く介護なんですね。
    介護がとりもつ縁というのもあって、今振り返れば、この期間に多くの友人もできた気がするし、本当の意味で自立する覚悟もできた気がします。
    人生の困難は、逃げるより、乗り越えよ、かなと思ったりします。
    すごく疲れちゃったら、那須に心身を癒しに来てくださいませ。

  • #5

    mmi (金曜日, 02 11月 2018 06:18)

    腰痛に悩まされているとの産経新聞コラムの記事を拝見しましたのでこの場をお借りしてコメントします

    私も半年ほど前ひどい腰痛に悩まされておりました

    インターネット検索すると分かりますが腰痛対策に関する情報は非常に多量にあります

    その中から少し毛色の変わったものをご紹介すると

    ttps://youtu.be/H0CIujnGUKQ

    ttp://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180718/index.html?c=health

    いろんなケースがあり適切な対策はそれぞれ異なるのでしょうが、ほとんどの場合、手術などしなくても治るようです

    私の場合、典型的な脊柱管狭窄症だったようですが川村明医師が推奨している簡単なストレッチ体操で治ってしまいました (川村氏のホームページや著書をご参照ください)