那須に移住した私

那須に移住してほぼ一か月が経ちました。

あんまり急なことで、周りにはあきれられましたが、引っ越し難民になりそうな気配と、那須の芽吹きの時の美しさをやっぱり一年でも多く、体験したかったもので。

早く、更新したかったのですが、ネット環境が整わず、それだけで一か月もかかりましたのよ。

テレビの広告などでは、あんなに華々しいのに、地方に来ると、同じ日本でも、こんなかんじなのねえ、と目が覚めた気分です。

確かに不便です。

徒歩圏内にバスの停留所もありませぬ。

コンビニもありませぬ。

自動販売機もありませぬ。

むろん、スーパーも。

 

でも、美しいです。

風が哭きます。

部屋を出ると那須連山がのぞめます。

お隣が牧場です。

梅と桃と桜とこぶしの花が一度に咲いてます。

たんぽぽとれんぎょうとチューリップと菜の花と雪柳と・・・・・、みんな一度に咲きまする。

 

 

 

 

お隣の「森ノ牧場」のカフェのヨーグルトシェイク、イチゴソースのトッピングが、とても美味しいのです。

それと山羊のプリンス、生まれたての子牛たち、牧場の中を散策するのがとても楽しいです。

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コメント: 23
  • #1

    川瀬 (月曜日, 09 4月 2018 11:35)

    まだ寒いでしょうが、これからの季節が楽しみですね。
    久田さんがどのように表現されるのか待ち遠しい感じです。
    どういう生き方をするのか、私自身にとっても参考にさせていただきます。

  • #2

    大島由紀子 (水曜日, 11 4月 2018 12:10)

    久田さんの自由な生き方にあこがれているファンの一人です。那須への移住はまだ助走のように思えます。まだまだこの先きっと何かあるのではと期待?しています 私は72歳、ちょっと先輩ですが久田さんがどこへ着地なさろうとしてるのかとても楽しみですし自分自身のこれからの指針にしたいです。毎週の産経新聞も楽しみにしていますが、blogのほうももうちょっと頻度を多くよろしくお願いします。これからの那須のすばらしさをどうぞ満喫なさってください。

  • #3

    久田恵 (金曜日, 13 4月 2018 10:46)

    川瀬様
    大島様

    コメント、嬉しいです。
    私の生き方は、ま、気持ちのままにという感じで・・・。
    でも、暮らしの場を変えると、視点も変化、確実に地方の視点になるんだなあ、と思いました。
    ここでは、不便を楽しんで、と言われます。
    もう、みんないやがおうもなく自立自助で、ぐんぐん元気になるみたいです。不便って、頭も体も使うんですう。
    私はわずか1か月でスリムになり、顔色がよくなりました、です。


  • #4

    石田幸子 (金曜日, 13 4月 2018 21:16)

    覚えていますか? 京都へ来て40年以上が経ってしまいました お恵ちゃんの活躍はblogを通して拝見しています 那須へ引っ越したということですね 私も昔京都の北部で百姓を3年半ばかりやりました 昔の友に会いたくなったのは・・・70歳という年頃になったからかしら?

  • #5

    久だ恵 (日曜日, 15 4月 2018 08:40)

    覚えてます。
    20代の頃、私の家にいたよねえ。あの石田さんだよねえ。
    その後のことを知らないけれど、お互い生き延びてますねえ。
    メールにもう、びっくりでした。

  • #6

    石田幸子 (火曜日, 17 4月 2018 12:44)

    そうそう・・・あの石田です あの当時はいつもお恵ちゃんの家にいたような気がします 何を話してたのか~何って覚えていないんだよね^^;覚えているのはいつもお酒を飲んでいたような気がします あの当時の→Yさん tyちゃん&hさんに会いたい~~わ まぁ~生きていたら会えるような気がしてます

  • #7

    石川靖子 (火曜日, 05 6月 2018 08:32)

    今朝のラジオ深夜便で初めて久田さんのことを知りました。同年代の女性です。久田さんの行動力のある自由な生き方に感銘しました。もっともっと久田さんことを知りたいので作品を読ませてもらいます。私の日常に刺激を与えて下さって感謝です。いい出会いが出来てよかったです。


  • #8

    匿名 (火曜日, 05 6月 2018 10:22)

    今朝、偶然ラジオ深夜便でお声をお聞きしました。著作は、以前から読ませていただいております。
    何となく心の片隅に存在する方です。きっと共鳴する部分が多いのだと思います。
    是非、那須を訪れたいです。

  • #9

    赤根暁子 (火曜日, 05 6月 2018 11:03)

    私も今朝のラジオで、久田さんの移住を知りました。私もそろそろ後半の人生を考える63才になりました。
    久田さんのことを気になり始めたきっかけは読売新聞の人生案内からです。潔い回答にすっきりしたことを覚えています。
    それからご著書を読んだり、豊島園近くのご自宅での集まり(外国での人形劇の話だったかしら)へ伺ったこともありました。
    那須は施設っぽくなくていいですね♪牧場が隣は素敵です、一度見学に行きたいと思います。ただ難問は頑固な夫の存在・・・私ひとりでも入居したいです

  • #10

    久田恵 (金曜日, 08 6月 2018 10:34)

    ラジオを聞いて下さった皆様、ありがとうございました。
    本人は、ぐっすり寝ていて、聞けませんでしたが、ゆいま~る那須の隣人たちは、みんな早起きで、
    なんだか恥ずかしかったです。

    那須の元小学校のパペレッタ・カンパニーにも、ゆいま~るにも、牧場にもおでかけください。
    今年の8月20日前後には、また東京の人形劇チームもやって来て、わがハウスで雑魚寝です。
    シニアの割には、まだ青春ふうなことをやっていますよ。なんといっても、好き勝手のできる場所です。


  • #11

    本田喜美子 (月曜日, 06 8月 2018 10:31)

    ご自宅での人形劇を観に数度お訪ねした者です。
    那須の元小学校のパペレッタ・カンパニーの公演時期をお教え下さいませんか?
    宜しくお願いします。

  • #12

    仲西勢津子 (日曜日, 18 11月 2018 12:38)

    こんにちは。
     毎週新聞の「家族がいてもいなくても」を楽しく拝見しています。大分前ですが、アリスのお茶会に数回お邪魔した事があります。
    お仕事をしながら、那須に移住なさりパワフルな生き方ににびっくり!!同じ年齢でも、こんなにいきいきと人生を生きていらっしゃ方を拝見すると
    落ち込みます。人生に疲れ、今何もやる気が起きない自分に苦しんでいます。
     生きる場所を変えることで、違った人生があるかもしれませんが・・・一歩踏み出せない私です。
    那須の冬はどのようでしょうか?自然は心を癒してくれますね!!お体お大切に、益々ご活躍ください。
     

  • #13

    小川洋子 (水曜日, 13 3月 2019 13:57)

    お久しぶりです!覚えてらっしゃいますか?ひさしぶりに花げし舎を、開いたら、久田さん、那須にお住まいなんですね!
    相変わらず、期待を裏切らない自由人!!うれしくなっちゃいます!東北キャラバンの時、ゆりこさんの 代役(恥ずかしながら)した、小川です。カフカを、拝見した以来です。
    私は、相変わらず、アマチュア劇団で、人形劇をしています。体力的に、あと何年できるかな~!と思っていましたが、勇気をいただきました。
    那須!行って、お会いしたいです。

  • #14

    初めまして (火曜日, 26 3月 2019 06:58)

    父が16年前に脳出血で倒れた時をきっかにご著書は全部読ませていただいております。
    那須の移住には本当にびっくりです。

    仕事をしなさいと言ったお母様
    洗濯屋さんに出す洋服を捨ててしまったお父様
    野球でしたっけ?蓮君をつれていってマクドナルドで仕事をしていた久田さんにかけた蓮君の言葉
    元企業人のお父様の介護の仕方

    沢山心に残っています。

    3年前母を自宅で
    二週間前に父を肺炎で見送りました。
    父は片麻痺で母がなくなってからは一人で暮らし兄弟でローテーション組んで介護しました。

    そこで那須の話が。

    また何か踏み出せそうです。

    ありがとうございます。

    余談ですが久田さんお父様に性格似てると思いますよ。

  • #15

    久田恵 (土曜日, 30 3月 2019 10:51)

    コメントをありがとうございます。
    那須には衝動的に言って、今となると、なんでここに来たのかな? と首を傾げることもあるのですが、
    この場所が本当に自分に合ってたので、よかったなあ、と思っています。
    もっとブログを更新して、という要望が多いので、春になったので、頑張ろうかとおもっています。

    両親を見送ってしまうと、本当に心細い思いがしますね。いくつになっても。

    でも自然の中にいると、本当にいやされて生きている実感がする私です。

  • #16

    じゅん (日曜日, 30 6月 2019 11:12)

    もう41年アメリカに住んでいる64歳、独身。この先どうしよう、70歳くらいになって日本に帰って来ても女性差別、年齢差別を平気でする日本。住む所が得られないのではないかと心配していたら友達が「家族がいてもいなくても」の連載を教えてくれました。こんな素敵な高サ住がある!!??!! これは将来が楽しみになって来ました。今は世界の人が憧れるホノルルの海の見えるコンドミニアムに住んでいるのですが物価がやたら高いのでこの先ずっと住んでいられるのかな、って心配になっています。次は山の中??!! 周りの人間の魅力がまず第一です。 素敵な所を教えて下さってありがとうございました。でも入居は2,3年待ち、なんて事になりそうですね。

  • #17

    久田恵 (月曜日, 01 7月 2019 10:23)

    じゅんさま
    メールをありがとうございました。
    海の見えるコンドミニアムなんて、素敵ですね。
    ゆいま~る那須も楽しくて自由な場所ですが、ご近所同士が近いのが無理という方もいますね。
    敷地は、外国のようにひろくありませんからねえ。
    ただし、那須は物価が安いです!

    日本に帰られた時などに、見学されるといいかも、です。

  • #18

    唐木紀子 田家美恵子 (日曜日, 01 9月 2019 21:45)

    先日、ゆいまーる那須を体験させていただき心温まり帰ってまいりました。
    早速丸善書店で著書探して 次々と「在庫なし」と言う店員の言葉に唖然とし言葉を失いました。あんなにみじかで話を聞き、お部屋まで見せていただいた久田さんが突然遠いところの作家さんになってしまいました。フッと気がついてとにかくエッセイの書棚を教えていただき棚の一冊を買い求めました。「サーカス村裏通り」でした今手に取っています。一番読みたかったのは「今が人生でいちばんいいとき」「フィリッーピーナを愛した男たち」です。
    後でまた他店やネットで探してみます。
    あの日、突然訪れた私たちにまるで昨日の友人のように親しく接して下さって心より感謝しております。次回はぜひ「森のカフェ」へもご一緒させてください。お声かけいただきありがとうございました。中部さんにもよろしくお伝えくださいませ。

  • #19

    金田牧子 (水曜日, 22 4月 2020 13:56)

    こんにちは。
    ある日、産経新聞を開いていたら
    『家族がいてもいなくても』『人生は常に想定外』との言葉が目に飛び込んできました。
    現在、私の母は特養に入所。兄、姉は一人暮らし。幸い私の主人は元気に働いていますが、いつ、何が起きるか、わからない年代です。
    それで興味をひかれ、久田さんのエッセイを買い読ませていただいています。
    読んでいて本当に楽しいですね!
    人生、何が大切か!その事をたくさん学ばせていただいています。

    先日バンブキンの4月号を買ったら久田さんの小説が載っていてびっくり。嬉しくなりました。
    どんなふうに展開するのか楽しみです。
    どうぞお元気で益々ご活躍下さい。

  • #20

    久田恵 (水曜日, 22 4月 2020 16:03)

    金田さま
    コメントをありがとうございました!
    本を読んでいただいているなんて、嬉しいです。
    最近は、那須で「原っぱプロジェクト」というのを立ち上げました。
    コロナのまっただ中ですが、クローバーの原っぱに野外劇場の場を創ろうと思っています。
    そちらもみてくださいませ。

  • #21

    金田牧子 (木曜日, 23 4月 2020 11:45)

    一読者の私にまで返信のほどありがとうございますm(__)m
    実は新聞のエッセイを読み、その後すぐにネットを開いたら見る事ができました。
    妙にあの炎のバチバチとした音が印象に残りました。
    リアルタイムに映像を見れて光栄でした。
    皆さまのチ━ムプレーが素晴らしい❗

    那須の風景に癒されています�

  • #22

    加藤 徹 (水曜日, 02 9月 2020 15:47)

    はじめまして。
    お礼を申し上げたくメールしました。先日、福祉事務所を退職しました。20年ほど前、生活保護ケ―スワ―カ―となりました。研修時に明治大学の新保先生から「母さんが死んだ」と「日本貧困最前線」の2冊を読むように勧められました。必ず2冊セットで。ケ―スワ―クの中で本当に久田さんの著書に慰められ、励まされて来ました。母の介護のため退職を65歳の任用期間を後1年半残して決断しました。「母の居場所」で教えて頂いたことなど思い出してます。在宅での介護ですが、在宅のDr.や訪問看護師さんたち、デイサ―ビスのみなさんに助けられて妻と娘とでやっています。久田恵さんの著書にずっと支えられて来たように思い、感謝しています。ありがとうございました。

  • #23

    久田 恵 (月曜日, 07 9月 2020 13:55)

    加藤様
    ぼーっとしていて、ご返事が遅くなりました。
    コメントを拝読し、涙が出ました。
    あの本は、母の介護をしながら八年かけて取材をして書いた本なので、怒涛のような日々が蘇りました。
    私は、大学で社会福祉学を専攻していたのですが、いろいろあって中退しちゃったのですが、卒論の思いで書きました。加藤さんのように言ってくださる方がいると、本当に報われた思いです。
    ありがとうございます。
    これからは母上の介護をされるのですね。どうぞ、家族と力を合わせて頑張ってください。
    私も両親の介護を長くやりましたが、親の存在は大きく、どんなにこちらが年をとっても今は親がいない、と思うとたまらなくさびしく、恋しくなります。体験して悟りました。