カフカ人形劇「変身」 昼・夜公演、満員でした!

5月8日、日曜日、カフカ人形劇「変身」の公演、無事終了しました。昼、夜、二度の公演でしたが、初演に続き満員でした!

 

前日のゲネプロには、ご近所の方も見に来てくださり、長い練習期間もさることながら、二日にわたった準備とリハーサルで、さすがのタフな私もへろへろ、くたくたとなりました。

 

初演の時は、私は演出だけで、外から見ていたのですが、今回は、父役の人形を遣いました。

なにやら、人形遣いは久々で、もう緊張のあまり、具合が悪くなる始末でした。胃が、チクチクして、お腹も痛くなったのであります。

 

でも、なんとか必至でこなしました。他のメンバーも、本番中は集中して、舞台の中は不思議なテンションとなり、やり終えた時は、達成感を覚えました。それは、なんとも言えない充実感でした。

 

はるねえさん、横尾さん、典子さん、加形さん、松崎さん、私、6人の女たちは、それぞれ個性的で、はっきり言って、独特な女たちです。カフカ人形劇という、出会いの場がなければ、たぶん、出会わないタイプ、接点のないそれぞれであったと思います。が、この芝居を通して、次第に絆が強まって来ました。

 

 無事公演を終えた時、お互いのかけがえなさを感じた瞬間でした。

 なんかなあ、これはやめられないなあ、楽しいなあ、と思ったことでした。

 

 

公演後、観に来てくださったお客様とのフリートークをやりました。

面白かったですよ。

いろんな、感想が出て。

 

虫の死の意味、家族幻想、それぞれの関係、母と娘、母と息子、父と息子、介護からの解放ってなに? などなど。

 

皆様、かなりびっくりなさった模様。HPから、申し込まれた方も多く、初対面の方が多かったのですが、活発な意見がかわされました。人形劇なるものを初めて観た方は、こういうのを想像していなかったって。

う~む,どういうの想像なさっていたのかなあ。

 

そう言えば、初演の時、初めて見た私の知人が言ったんですよ。

「なんで、なんで、ちっちゃな人形が勝手に動くのよ!!!」って。

 

アンケートにも、たくさん意見が寄せられていましたので、少しずつご紹介していければと思います。

 

ともあれ、カフカの「変身」という作品は、それぞれの人生に具体的になにかを問いかけてきちゃうな、と思いました。

 

次回公演は、9月11日(日)です。ぜひ、観てください。

ただし、ご予約は、お早めに。

 

 

 

公演準備の合間、お手伝いくださったスタッフのみなさん、うろうろしてあまり役に立たない私ですが、ほんとうに助けられています。年齢の幅がすごい、写真のメンバーだけでも、30代から80代まで。エイジレスな仲間たちです。