九州、取材の一人旅・・・・  前篇

飯塚市、二十年前に取材に通った筑豊の町、今は?

私は、筑豊には「ニッポン貧困最前線」と言う書くのに5年もかかった本の取材で、母の介護をしながら、子どもを育てながら、通っていましたの。今回は、田川の日本一大きな福祉事務所のケースワーカーだった熊崎さんに久しぶりにお会いしました。お世話になった彼は飯塚市の住人。そして、この町は、あの麻生太郎氏のおひざ元。お屋敷(左)の前まで連れて行ってもらいました。なんと、一万坪の豪邸と言うか、お城! 麻生城でした。

 

それから、NHKの朝ドラでも取り上げられた柳原白蓮。彼女が嫁いだ筑豊の炭鉱王伊藤伝右衛門が、妻のために建てた家にも行きました。広いお屋敷で、庭(右)が素晴らしい。そうかあ、ここで白蓮は、悶々たる日々を送り、ついには、社会運動家の宮崎龍介と駆け落ちしちゃったのね、ととても興味深かったです。そんなわけで、すっかり、飯塚観光をしてしまいました。

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福岡県飯塚市の介護現場を取材し・・・・、

ケアハウス&特養老人ホームの明日香苑と 同じくケアハウスや特養、有料老人ホームを運営する太陽の郷、などの介護の現場を取材し、入居されている高齢者の方々から人生の、お話を伺いました、デス。

飯塚市から熊本県の人吉市へ

人吉市には、美しい城跡(真ん中)があります。球磨川(左)のほとりに建つとても立派なお城だったそうです。

お殿様が、やり手?で、石高を2万石と申告していたけれど実は十万石もあったので、余剰米でたくさん焼酎を作ったんだそうで、それが球磨焼酎だそうですよ。

ここには、全国的に有名な特養ホーム、龍生園(右)があります。九州に行くなら熊本によってぜひに見学しては?と勧められて行きました。

 

ほんとうに、すばらしい特養ホームでした。

龍生園のどこが素晴らしいかというと、施設長の高村龍子さんが素晴らしいのです。

すっかり、仲良しになってしまいましたが、ともかく入居している高齢の方たちの立場にたって、様々な工夫がなされているのです。大きな施設ですが、9人で一家族のユニットで構成されていて、それぞれに番地があって、玄関があって、お世話する方たちが家族で、本当にひとつの9LDKの家になっていて、リビングがあり、キッチンがあり、それぞれの個室があり、お風呂があり、ベランダはウッドデッキで自由に出られるて、おうちにあるようなひのきのお風呂は一人一人入れてくれて、自分のシャンプーもおいておけるのです。医療関係の道具も、ちゃんと木箱を作って入れて、施設の感じを一掃する努力が徹底されているの。優しいの、その配慮が。ちょっとしたことの数々が、集積して、そこを居心地の良い、安心な場所にするのだと実感しました。来年3月に、施設長を退任して、ガーデニング三昧の日々をするとか。ずっと、女、一人暮らし。桜の季節に、また、行くね、そう約束してきました。

 

介護は、思想です。 後篇はまた、明日。