人生案内100周年のシンポジウム

読売新社屋からの夕景
読売新社屋からの夕景

10月25日、北海道の取材から戻った翌日、回答者を務める読売新聞の「人生案内」のシンポジウムがありました。幕が開くと、読売ホールの壇上に、回答者がズラリ。お~、と声が上がりました。

読売の「人生案内」は、なんと、なんと、百年目だそうなんですよ。なんという歴史。ここまで続いたので、日本の庶民」の価値観の変遷、変容を知る重要な資料となっているのです。「人生案内」の質問と回答を研究テーマにしている学者もいるそうです。

この日、作家の出久根氏と、弁護士の土肥さんと私が、一番、古い回答者となっていると聞き、おお、なんという月日のたつのが早いことか! と驚いてしまいました。

 

このシンポジウムを終えて、新社屋の27階から見た夕日が美しく、写真を撮りました。

新聞社の新社屋は、ものすごくモダンでうっとりするほどおしゃれ。社屋のビルの中に、コンビニも保育園もあり、テラスには、美しいガーデンもありました。う~む、別世界。日本の中に、それぞれ、このような固有の世界を作りだして、みんな生きていくのかなあ、との思いがよぎりました。大変なセキュリティで、今や、こういった会社の中に、部外者はそう簡単にはいる機会もなくなりましたものねえ。おお、別世界だあ!

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コメント: 2
  • #1

    カズ (日曜日, 23 11月 2014 06:08)

    人生案内100周年おめでとうございます。戦前の質問 案内を
    何かで読んだことがあります。良妻賢母であろうとした女性たちが
    思われました。いまはこういった呪縛はおもてには表れることは少ない
    のでしょうか。が悩み迷うのはいつの時代も同じ。久田さんの回答がいちばん
    参考になるわい と読んでます。

  • #2

    久田恵 (日曜日, 30 11月 2014 17:31)

    カズさま
    コメント、ありがとうございました。
    このシンポジウムで、おお、なんと私は、回答者の一番の古手グループ、弁護士の土肥先生と、作家の出久根氏のお二人と共に十年になると言われました!
    なんかなあ、人生があっと言う間にすぎていくのですね。
    やりたいことを、さくさく、やって、人生を謳歌しきりたいね、一緒に!
    カフカ、頑張りましょうゾ。カフカは、カズさんの大好きな作家ですものね。
    来年は、フランスはむりだけれど、その次は、公演をうちましょうゾ。ふふふ・・・。